About Us 

チーム創立のきっかけは,1994年暮れ。たまたま来校したOBから「卒業してからマーチングをする場がない」という話。塔南高校吹奏楽部員も減少していた時期だったため,「じゃ現役と合同バンド作って一緒にやろか?」と,現役吹奏楽部員14名と一般メンバー30名で活動開始。1996年度にはチーム名「The Gryphons」が決定。鷲の上半身とライオンの下半身をもつギリシア神話の怪獣が,「現役高校生と一般メンバーの合同チーム」の象徴にピッタリだというのが決定理由でした。チーム方針は「マーチングで楽しもう」だったので,休みの日に「懐かしいメンバーが集まってワイワイやれればよし」という状況であり,ごく一部のメンバーを除いて「演奏演技のレベル向上を追求する」という雰囲気はほとんどありません。

自分たちで勝手に楽しむだけでは張り合いがない,とマーチングバンド関西大会をその舞台に設定し,初年度から出場することになりました。もちろん結果は最下位同然でしたが,メンバーは人前でマーチングできたこと自体に十分満足しており,順位などまったく気にしていませんでした。転機は2000年の関西大会。大会一週間前にPitから1名が突然抜けてしまって代役を立てたものの,ショウOPENINGの大事な部分で見事にズレました。結果としての順位より「今まで練習してきたことが無駄になった」ことがメンバーにショックを与えました。

大会後,「どうしてこんな失敗をしてしまったのか」「他団体のようにうまくならないのはなぜか」「そもそも自分たちはうまくなりたいのか」をテーマに,現役も一般も徹底的に話し合いが続きました。ルーズでモチベーションが低い練習を続け,代役云々以前に,「自分たち自身のマーチングに対する姿勢が全て甘かったから,こういう不完全燃焼のショウになった」という認識を全員で共有できました。そして,二度とこのような想いをしないためにも,翌2001年度からは「マーチングで楽しもう」という看板を少々塗り替え,「マーチングを楽しんで+全国大会へ挑戦する」でいくことになったのです。

そして創立10周年を迎えた2004年,「レ・ミゼラブル」を取り上げて「Beyond The Dream~夢の彼方へ~」と銘打ったショウにより,初めて関西2位,そして全国大会への切符を獲得し。さらに翌2005年,初の関西1位,そして全国大会でも思いがけず高評価をいただいて7位。『見ている人も,演じている自分たちも感動できる』ように,「もっと良いショウを」「もっと良いサウンドを」「もっと良い演技を」をめざして,現在に至ります。

今でもGryphonsの活動“目的”は創立以来変わっていません。「演じる側も観客も感動できるマーチング」を 「メンバーみんなの力で作る」ことであり,全国大会はそのための“目標”と位置づけられています。